2009年4月15日号
調剤レセプト電算化率は約9割
厚労省「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」
最後の4年制、国試合格率は85%
厚労省「第94回薬剤師国家試験の合格発表について」
「処方せん1枚単価の上昇要因は薬剤料」
日本医師会「厚生労働省「最近の医療費の動向(平成20年11月号)」について」
厚労省は4月2日、「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」(2008年9月分)を発表した。それによると、調剤医療費4364億円のうち電算処理分は3913億円(電算化率89.7%)、処方せん枚数2717万枚のうち電算処理分は5122万枚(電算化率89.6%)だった。伸び率(対前年同期比)は、調剤医療費ベースで25.5%、処方せん枚数ベースで21.4%。
処方せん1枚あたりの調剤医療費は、全体では7633円だが、電算処理したものに限ると7640円だった。電算処理したもののうち、75歳以上の1枚あたり調剤医療費は9395円、0歳以上5歳未満の1枚あたり調剤医療費は2907円。
厚労省は4月3日、2009年3月7〜8日に実施した第94回薬剤師国家試験の合格者を発表した。それによると、受験者数1万5189人に対し、合格者数は1万1300人で、合格率は74.40%だった。4年制最後の卒業生となる新卒者に限定すると、1万733人の受験者に対し9105人が合格、合格率は平均より約10ポイント高い84.83%になる。
新卒・既卒を含めた学校別の合格率を見ると、�^γ粒惘‖膤悄�96.21%)、�⊃鮠訛膤悄�94.96%)、�6綵J欸鯤〇秣膤悄�94.78%)、�て瓜崋匳�子大学(92.97%)、�ス�島国際大学(92.00%)の順に高く、上位5校のうち一期生が国試受験した新設大学が3校を占めた。その他の新設大学の合格率は、金城学院大学:91.41%、国際医療福祉大学:76.06%、奥羽大学:68.71%となっている。
厚労省が4月2日に発表した「最近の医療費の動向−MEDIAS−」(2008年11月分)によると、医療費総額の伸び率(対前年同期比)は、医科入院外が▲4.6%と大きく減少した一方、調剤は▲0.8%と微減にとどまった。
これについて日本医師会は、「調剤医療費は処方せん枚数(数量)×処方せん1枚当たり医療費(単価)で決まる」とし、増加要因について「08年4〜11月の前年同期比は、処方せん枚数は▲0.1%だが、処方せん1枚当たり医療費は2.3%増加している」と指摘。処方せん1枚当たり医療費(単価)の上昇要因を「前年比+145円のうち、薬剤料+94円、技術料+50円であり、単価上昇の6割以上が薬剤料単価アップによるもの」と分析した。


